【続】私の旦那様はエリート社長?!
「ああ。もう絶対離さないって約束するよ」


「うん……」


「知ってるか?……梢は俺の側からは絶対離れられないんだぞ」


「え?」


「……だって俺たちには、夫婦の証である"これ"があるから」




奏多はそう言うと、私の手を絡ませてギュッと握り締めた。


そしてその左手の薬指には、"夫婦の証"である結婚指輪がキラリと光っていた。
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