☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
充実した毎日の中、幾度も村を思い出す


「ティアラ〜〜今日の帰りに、ちょっと付き合ってくれないか」


「いいですよ。だけど、何処に行くんですか〜」


「いいから、ついて来いよ」


病院も終わり、待ち合わせ二人は、雑貨ショップに立ち寄った


「ん〜〜〜ないなぁ〜」


「先生?何を探してるの?」


「……あった!あったぞティアラ〜〜これこれ」


「あ〜〜〜星がいっぱい映っているね〜これってもしかして、家のなかで星が見れる機械でしょ」


「そうだよ・ティアラの好きな星が、いつも見れるでしょ」


「欲しい!欲しい!……あぁ〜〜〜たっかぁーい……」


「大丈夫、今日は、ティアラの村を出た日なんだよ。記念に買ってやるよ」


「ありがとう。先生……」

それを買うと、二人は、はしゃぎながら、家へと車を走らせた


「ティアラ、電気消して………よーし!スイッチ入れるよ」


二人は、ベッドに横になりながら、天井を見る
すると


「わぁー綺麗〜〜〜」


「まるで、あの村の夜空だなっ」


二人は暫く、声をひそめ、その美しさに魅了した
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