☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
車を走らせてる間、二人は深い眠りについた
過去の思い出を抱いて


「到着しました。荷物はこちらの仮設住宅に移して、また、こちらで日程の説明をしますので」


「凄い!勉、見て!子供達の数が……こんなに沢山いるなんて・・・」


「少し、改善された村になったから、弱い子供も増えたんだろう。その分、病気は、多くなったに違いないだろうけど」


「あっ!あの木…まだ残ってるんだ」


「子供達が増え、人が増えていても、村の風景はあまり変わっていないな」


「えぇ〜〜今日から二週間……………」


長々の説明が終わり、一旦仮設部屋に戻った、勉とティアラ


「荷物を整理しないと」


カバンを開け、衣類を出してる途中、ティアラの手が止まった


「そうだよねぇ〜この白い先生の服…初めてみた時、本当に素敵だった。私もいつか、この服を来て、ここで医者として村の人を守るんだって決めたんだよね」

「ティアラは、こうなると、信じて疑わなかったな」

ティアラの目に一つの涙がこぼれ落ちた
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