☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
ジータにとって、ティアラは、自分の生き甲斐だった

「今日は、私が、何か作ってあげるね」


「えっ?何か作るって?お前?何を作るんだ?」


「料理、手を加えて、味を変えるの、ここに来る食べ物は、同じものばかりでしょ、だから、保存食を使って違う食べ物にするの」


「そっ、そんな事ができるのかよ医者って!?」


「違うわよ〜〜医者でなくても、女はできるのよ、世界の女は」


「ふーん、世界の女になったんだなティアラは」


「少し、オーバーだったかな(笑)」


話は弾むばかりに、時間は過ぎてゆく


「さぁーて、出来たわよ〜〜おいしーよぉ〜〜」


「なんだ、なんだ、これは!!食べたことのない味だ!」


「ジータ!頬張りすぎだよ……!」


夢中で食べるジータの笑顔を見ていると昔を思い出す…


「ジータ〜後から、凄いもの見せてあげるね」


「何?」


「後からだよ〜〜」
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