☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
「お疲れだったな、ティアラ」


「私達が来て、機材も持って来てたから助かった命、来るのが数日、遅かったらあの人は助からなかったんだなって思うと、心が苦しいよ……」


「それが現実なんだよ…」

「少しでも、助けたい。この村にも未来が来てほしいよ」


ティアラは、同じ地球の空の下で、こんなにも貧富の差があることに、胸が締め付けられる感覚を取りはぶけなかった


「未来って、どこにでも、あると思うよ。どんなに貧しくても、未来は心にあるんだよ、その証拠が、今、目の前にいるんだよ。ティアラって人が」


「……」


「さぁ!明日からも、頑張るぞ!」


「勉〜明日は、お休みなんでしょ」


「そうだった…明日は用事だった。さて、寝るかぁ」
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