☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
「部長……治療なんですが……ティアラに気付かれずにできますか?」


「難しいよ、それは…」


「そこを何とか、ティアラには心配をかけたくないんです……」


「抗がん剤だぞ!普通にはできないんだ、普通には…」


「鎮痛剤を打ちながら、抗がん剤の量を減らし、放射線を強く転射すれば……」

「君は医者を何年してるのかね…そんな事は無理なのは、わかってるはずだ」


「………」


治療方針も決まらず、この日は、終わった…



「ただいま〜」


「おかえりなさい。ご飯食べるでしょ」


「あっ、後からもらうよ、やらないといけない事務があって」


「わかった、置いとくね」

「あぁ、すまない」


深く考えれば考える程、答えが出なくなってしまった

答え………

それは、ブラウン管の中に書かれていた

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