☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
守るべき命と夢と愛
次の日…


「ホントに君には呆れるよ、病気の治療を後らせろ、かと思えば、次は、しばらくの休暇をくれ、あげくには、あの村へ行く……君って奴は、研修生の時から変わらないな、好きにしなさい、それが君らしいと思うなら」


「これが、僕なんですよ、ありがとうございます」



家に帰ると、荷物は用意され、その横には、ティアラの硝子の欠片が置いてある

「勉、もしジータにあったら、カバンに入れた写真を…それと、この欠片をお母さんのお墓に…」


「あぁ、わかった。一週間程で帰ってくるから、何も心配しなくていい」


「信じて待ってるから」


「あぁ。大丈夫だ」


二人は時が止まったかの様に、抱きしめ合い、愛を確かめながら、最後の夜を過ごした……運命の悪戯を知ってるいるかのように…
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