☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
「絶対に死なせない!この人は、私が助ける!私の命の人、私の夢を叶えてくれた人、私の全て!絶対に死なせない!」


病院に着いた
院内は、壮絶にまでに
ティアラの守る命を感じ
処置にあたる


「ティ・・ティアラ・・」

「勉!勉!」


意識のないまま、ティアラの名前を呼ぶ…


「ティアラ先生!血圧が下がってます!心拍も微弱です!」


「ダメ!生きる力を出して!お願いだから!」


「心肺が停止しました!心臓マッサージを!」


「私がします!お願い!お願い!動いて!私を一人にしないで!」


「ティアラ先生どいて!」

ドンッ!


「もう一度!」


ドンッ!


電気を与えるが、もどらない…


「……もう一度!」


ドンッ!!


ピィーーーー……………


「ダメ………ダメ!ダメ!………まだ、私たち何もしていないじゃないの!ダメ!動いて動いて!」


「ティアラ先生!ティアラ先生!………もう!もう……」


「ダメ!動いて!諦めない!諦めない!勉!しっかりして!諦めない!動いて!」


「ティアラ先生!」


ティアラは心臓マッサージをやめない
狂ったようにしがみつき、マッサージを続ける
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