☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
「どう?具合は?」
「あっ!ティアラ先生〜〜」
「早いねぇ〜〜すっかり元気!」
「エレナ先生のおかげだよ」
「エレナ先生、毎日見てくれてもんね(笑)」
「うん、それに、僕は夢があって、それになるまでは、いっぱいしなくちゃいけないから」
「へぇ〜〜〜夢があるんだ、凄いね〜〜」
「だから、早く退院して、勉強しなくちゃなんんだ」
「先生達は、応援してるからね」
ティアラは、また一つ星を見つけた
その色は力強く燃えている赤色にみえた
「ティアラ先生…研修も近く終わります、終わったら先生の家に、行ってもいいですか」
「じゃぁ、回診、終わったら携帯番号、教えますね」
「ありがとうございます」
「エレナさんの、専攻は?」
「循環器科を…」
「私と一緒……」
「はい、試験が受かり、医師免許を持って、海外に勉強をと考えてます」
「是非、頑張って立派な先生になってね。期待してますから」
エレナにも、希望する理由があった
それは、ティアラにとっても衝撃的なことだった