世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆後編
「ヒューマノイドの子なんて……」
ナイの表情が変わった
凄くつらそうな……
――でもツラいのは、アタシのほうだよ
「出てって!
もうワタシに構わないで!!
あの気違い博士にもそう言って!!!」
ワタシはそう言ってシーツをかぶった
そのままワタシは泣いた
少し声がでたが、自分の声にますます悲しくなった
泣きながらワタシは思った
――なんで悲しいんだろう?
なんでこんなに悲しいんだろう
ワタシはいつの間にかナイが好きになってた
その好きなナイに人間みたいに子供がつくれたら、嬉しいことじゃないのか