世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆後編
「それと、
世界を破壊できるホドのヒューマノイドと博士が必死になって守ってる、
女の子はどんなコなんだろうってね」
――ワタシのこと……?
「ワタシはナンもできないし、娘ってだけで巻き込まれるのは、
イヤだよ……」
ステルスがワタシにどんな興味があるのかわからなくて、
探るようにつぶやく
「それで姪ってことにしたのかもね」
――そうか……
ワタシはステルスがひとりごとのように言ったその言葉で、
ワタシが姪になってる意味がわかった気がした
――でも……
「アタシは実験台じゃないよ」
――ヒューマノイドの子供をつくるなんて……