世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆後編
「もっとも、普通にミウにアプローチするのはいいらしいよ」
ステルスは、しなやかに手を伸ばして、ワタシの髪をなでる
「や、ヤメテ!」
ワタシは少しだけ動いてステルスの手から逃れる
――ヤバイ、やっぱドキドキしてきた
うっとりとそのままにしたい気持ちをかろうじて抑える
――あのオヤジは何考えてるんだ!?
――それにしても……
「ナイは?」
ナイは叔父がワタシにくれたヒューマノイドだ