世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆後編
ワタシが遠くなる意識のなかで、誰かの腕をつかんだ気がした

それで安心して……

――そうだ、お葬式

ワタシはスゴク悲しかった

誰かがずっと手を繋いでくれてた

「お父さんはミウを助けようとして……」

あれは叔父の声だった気がする

――でも、叔父がとーさんだった???

ワタシは混乱してわからなくなっていた

閉鎖されたプール

ワタシはあのあと何回かあの場所に行った

――かーさん……

あの時、ワタシはかーさんのことを思ってた

あの時の悲しみは何だったんだろう……
< 40 / 63 >

この作品をシェア

pagetop