世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆後編
ワタシは振り切るように声をあげた
「ワタシもかーさんも死んでるって!
こんなことって……」
プリントアウトを突き出すようにステルスに渡す
ステルスを責めるのはスジが違うというのは分かってるが、気持ちのぶつけようがなかった
ステルスはそれを黙って受け取ったが、それを見ようとはしなかった
――やっぱり知ってるんだ
ワタシは茫然としてフラフラと建物を出て、ベンチに座り込んだ