後悔の後・・
電話で教えてくれた場所に行くと・・


そこには電話をくれた同級生と他数人いた・・・

あまり覚えていないが・・



そこに行くと・・・


「玲子!久しぶりね~今日は久々の再会ってことでさ~みんなでパッ~とやろうね!」


今だけは嫌なこと忘れよう・・

私はかつてのことを思い出しながら・・・


私は仕事をクビになったことや父の会社が買収され、令嬢の肩書きを無くしたことを必死隠そうと思った。


「ねぇ~玲子~あいからず恋人もいて仕事もお金もあるんでしょ?今の恋人はどんな人?」


仕事もなくし恋人もいない・・


「今の人は忙しくて・・別れようと思ってるの・・」

「へえ~そうなんだ・・」


私はばれないように必死に嘘をついた・・仕事の事・・恋人の事・・


「ねぇ、玲子、今度皆でオープンしたてのお店に行こうって話になったの・・今度行かない?」

「ええ・・いいわ・・」

「やった~楽しみにしてるわ!じゃあ今日はお開きね・・あっ玲子いつもありがとう・・ご馳走さま・・」

「えっ?」

「やだわ~もう!お嬢様なんだからってことでお会計は玲子じゃない・・そうでしょ?」


そういわれ、


「そうね・・そうだったわ・・先出ていいわ・・払っておくから・・」



レジに向かってるとき元同級生たちがあざ笑っていることに気づいていなかった。


支払いはカードにした・・


今まで気にしなかったけど・・かなり高額だ・・。

自分が飲んだのは少しなのに・・


よく考えたら節約しないといけないのに・・私は・・イジワルな罠に掛かっていた。

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