ゴッドゲーム
再出発
「悔やんでいても何も変わらないな…」

みんなの墓の前でそう呟くと、神護はとぼとぼ歩き出した

行くあてもなくたださまよい続ける─

夜になっても歩き続けた。
「今日は野宿か…」
と言うと持っていた毛布をかぶり眠りにつこうとした


ふと神護はあのときのことを思い出した。
思い出しても心が虚しくなるだけだった…

「待てよ…アレンはどうした?」
そう、シオンのそばにいたはずのアレン。

途中から消えていた彼。

殺されたのか?いいや違う。

じゃぁ何処に行ったんだ?





< 49 / 52 >

この作品をシェア

pagetop