好きすぎて死ぬっⅢ
この言葉は私への救いだったのか…
分からないけれど…
あの日から一ヶ月が経った五月
バレー部にも後輩が入ってきてついにあたしも先輩になった
「「未樹先輩」」
あっ後輩の千佳と綾香
「どうしたの?」
「あっあの…未樹先輩って…桑田先輩と付き合ってるんですよね…」
「ええ。そうだけれど…」
「ほらぁ…やっぱアイツ無理だよぉ…」
綾香は千佳に耳元で言った
「アイツって?」
「いいいっいえ何でも無いんです。すいません」
二人はそう言って去っていった
そのときはそんな話興味なかった…
なのに…
『好きです。付き合ってもらえませんか?』
まさか、後輩に告白されるなんて…