好きすぎて死ぬっⅢ




桑田くんはあたしの涙がたまった目を親指で拭った


「お前が一番大事だ。でも、たった一人の本条を見捨てられない…」


「うん…」


あたしと桑田くんは唇を重ねた


桑田くんの優しさ…


知っているよ…


桑田くんがいじめられている人を見捨てるような人なら


あたしは好きになってないと思うよ




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