好きすぎて死ぬっⅢ
階段裏は少しこんな時期なのに
肌寒く感じた
駿くんの息が荒い
駿くんはいつもと違うように見えた
駿くんは唇を近づけた
バッ―――
あたしは手で口元を押さえた
「駿くん…ごめんなさい…やっぱり…」
「そんなの言わせない…」
そういって駿くんはあたしの首を吸った
「やっ…駿くん…ダメッ」
あたしの声が聞こえないのか
そんなこと無視して駿くんは鎖骨をなめた
「やっやめっ駿くん」
「未樹っ」