暴走★Boy 



だけど、斗和は喧嘩が弱い訳じゃない。


スイッチが入れば、あの男は最強だ。



間違いなく、喧嘩は…



強い。




でも…、

なのにっ…!!



…逃げる…。



すると、

「あ、噂をすれば〜♪」


と、ニコニコする舞耶。





周りの黄色い声、ヒソヒソ何かを話してる声、そして舞耶の顔を見れば誰が来たのかなんて、見なくてもわかる。





「結嘉」


と言ってポンと肩に、手が置かれた。





「どうしたの?斗和」



「ちょっと見かけたから」



と可愛い笑顔で言った斗和。






< 15 / 311 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop