暴走★Boy
そんな斗和に、少し躊躇いながらも、膝の上にちょこんと座った。
そして、後ろからぎゅっと、抱きしめてくれる。
「結嘉、おまえ軽すぎ」
耳元で言う、斗和の息がくすぐったい。
「え?」
「ちゃんと食ってんの?」
「食べてるよ?」
むしろ、最近はちょっと食べ過ぎかな?ってくらい。
体重ちゃんは、増加中に違いない。
「甘いの好きだし、痩せてないし」
「にしても、軽すぎ〜」
と言って、お姫様抱っこして、急に立ち上がる斗和。