暴走★Boy
お互い風呂に入って、時間になるまでゴロゴロしていた。
「ゆい〜!ご飯出来たよーっ!!」
下から叫ぶ、結嘉のお母さん。
「はーい」
そう言って、リビングに向かう。
「はい、斗和くんの」
目の前には、大好きなオムライス。
「ありがとうございます!」
お礼を言うと、結嘉と同じ笑顔で微笑んだおばさん。
「パパとお兄ちゃんは?」
「仕事で、今日遅くなるって。お兄ちゃんは多分、帰って来ないよ」
「ふーん。あ、今日夜出掛けるから」
オムライスを、口に運びながら言う結嘉。