暴走★Boy
『ぁ、ありがとう』
お礼を言う私。
『俺なんもしてねぇよ?お礼言うなら…舞耶に言え』
ポンポンと、頭を撫でた楓。
『舞耶、あり…』
『あたしは!当然の事をしただけ』
私が言いかけた言葉を、遮っていった舞耶。
『…舞耶…』
『結嘉を守るためなら、何だってするよ』
ニコッと、可愛い笑顔で言った舞耶。
『さすが♪俺が惚れた女だ』
そう言って、後ろから舞耶を抱きしめる楓。
『当たり前〜!』
嬉しそうな舞耶。