暴走★Boy 



ガチャン…、


という音と、ともに屋上のドアが閉まった。



「…………」


何やってんだ、俺は…。




「だっせ〜…」


そう呟いて、寝転ぶ。



こんな日に限って、見上げる空は、いつも綺麗で。



雲ひとつない空で。


汚れひとつない、綺麗な青い空に、手を伸ばす。



太陽が眩しくて、少し目を細めながら…。


「結嘉…」














< 298 / 311 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop