あなたの心がほしい……。
京「はあはあはあ…。」
走っても走っても沙羅さんは何処にもいない。
家にも……。
京「何処にいるんでしょう?」
まさか男の人と一緒とか…??もう、会えないんでしょうか…。まだ、気持ちを伝えてないのに……。
京「沙羅さん……?」
駅に沙羅さんがいた。
僕は直ぐに駅に向かった。
河辺町出発します。
その放送を聞いて沙羅さんは駆け込もうとしていた。
京「河辺町ですか…。」
僕は直ぐに河辺町行きの切符をかい、電車に乗り込んだ。
京「はあはあ、間に合った。」
キョロキョロと彼女を探す。彼女は隣の両の席に座っていた。
すると、彼女の側に70歳くらいのお年寄りが立っていた。彼女は躊躇いもなく、お年寄りに席を譲っていた。