あなたの心がほしい……。
彼女は、最低なんかじゃない……。
分かっていたはずなのに…君を突き放してしまった。
確かにいろんな男と寝た…。でも、それには何か理由があるはずです。
気付けば僕は沙羅さんの手を掴み走っていった。
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沙「京ちゃん…。」
京「沙羅さん…。」
沙「…ごめんなさい。でも、京ちゃんのこと好きな気持ちに嘘はないよ。信じるか信じないかは京ちゃん次第だけど…。」
どうしていつも君は先に謝るんでしょう。
泣きそうな顔をしているのに無理に笑って……。
もう、半年もたつのにあなたを何を見てきたんでしょうか…。
僕は彼女の気持ち何にもわかってなかった。
今、わかったのは…
彼女は優しすぎる…。
謝るのは僕なんですよ…?なのにどうして…?
僕は君の生き方を否定したのに………。