あなたの心がほしい……。
彼氏、彼女。
――翌日――
沙「京ちゃーん!!」
京「ちょっ!?沙羅さん!!」
沙「大好きっ!!」
ドアを思いっきり開けて京の胸へ飛び込むように抱きついた。
沙「ねえ、ちゅーしよ??」
ニコッと微笑み京ちゃんに問いかける。
京「えっ!?////ちょっと待ってくっんン……ハァ……。」
京の抵抗も無駄。
沙羅は京に無理矢理唇をあわせた。
やがて唇を離し、そして……、
沙「ねえ、ここのまましよっ?」
あたしの一言で顔が真っ赤になる京ちゃん。
………超かわいー♪
京「駄目に決まってるじゃないですか!!////」
沙「えー!!ケチッ!!」
ぷくっと頬を膨らまし言う。
京「ケチじゃありません!!////」
沙「んじゃ〜京ちゃんからあつーいちゅーして??」
あたしはえっちが駄目ならキスをおねだりする。
京「なぁっ!?む、むりですよ!!」
沙「じゃなきゃ、あたしここから退かないよ?クスッ。」
京「えっ!?」
あたしたちの今の体制、それはあたしが京ちゃんに馬乗りしてる感じ。
沙「いいの〜?このままで。」
嫌みったらしく言うあたしに観念したのか、
京「め、目を閉じてもらえませんか。」
恥ずかしそうに言ってきた京ちゃんがかわいくてあたしは目を閉じた。