あなたの心がほしい……。
沙「おいしー♪」
すごくおいしい。
京「おいしいですね。」
パクパクとオムライスを次々に食べていると…ふと目の前にいるカップル外人さんを見た。
そして目が合う。
あたしはニコッって笑って逸らそうとしたが―
彼女が彼氏にオムライスを食べさせていた。
外女「はい。ダーリン。」
↑英語です…。
外男「ん。君が食べさせてくれたからとても美味しいよ。」
外女「やだ〜♪♪」
彼女は彼氏の頬をつんつんしていてラブラブだった。
外女「フッ。」
ムカッ!!
あたしは負けじと京ちゃんの腕に手を通し、
沙「京ちゃん。スパゲッティちょーだい。」
京「いいですよ。」
そしてフォークに巻いたスパゲッティを食べた。
沙「おいしー♪あっ、京ちゃんにもオムライスあげるよ。」
あーんっと言って食べさせた。
あたしは外人さんの方を見てクスッって笑った。
外女「ムッ。」
あっちは向かい合わせに座っていたためイチャイチャ振りを見せつけた。