あなたの心がほしい……。
京「もう、のめませーん。」案外強いのか少しだけ酔ってきた京ちゃん。
ぐたっとベッドに倒れ込む京ちゃん。
あの女の人を忘れたいなんてただの口実。京ちゃんを酔わせればあたしを抱いてくれるそう思った。それで忘れさせてくれると思った。
あたしは京ちゃんに抱きつく。
京「沙羅さん…。」
沙「京ちゃん…。ねぇ、このままシよ…?」
そういって京ちゃんの唇を奪う。
京「ンン……ファ…フ…ハァ……」
そして京ちゃんの服に手を掛けようとした瞬間ー…。
パシッ―
京「ダメです。」
何で……?
何でしてくれないの…?
あの女の人にはしたくせに!!
沙「もーいい。」
京「……えっ?」
沙「もーいいよ。……京。あたし帰るね…。」
バタバタバタバタ
『ガチャン』
京「ちょっ!?沙羅さん!!」