一途キス☆


ガッチャン


「気持ちぃ〜」


扉を開けるとそこには青い空が広
がっていた。


心地よい風が吹き抜け、隣街まで
見渡せる。



「しっかしさ、さっきの人って2年の板垣海斗(イタガキカイト)先輩だったね」


「誰それ?」


「春はこういうのうといもんね」


いや、あまり興味ないし、先輩と
関わりないし。


「早瀬先輩はいくらなんでも聞いたことあるよね?」


「噂は聞いたことある」



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