好きを伝えたい…。①巻
うはぁ〜終わったぁ☆



ウチは大きく背伸びした。



「お…お疲れ様…」

ふみが言った



え??ふみが…『お疲れ様』 …


「わぁ☆ふみがお疲れ様っていったぁ♪初耳ぃ☆」




ウチが突然大声だしたからかな。



ふみは、ちょっと驚き気味に、




「そ…そうかなぁ…」



「うん!!そうだよ☆」



それから話が弾み、ずっと話していた。



鈴木君をほったらかしにして…



・・・・・・・・・・

はっっ!!鈴木君!



ウチは鈴木君のほうを向いた。



…ふっ 寝ちゃってる。



回りを見ると、教室に残っているのはウチ等だけ。



帰ろうかな。でも、鈴木君寝てるし…起こしたくないな。


ウチはゆっくり口を開いた。




「ふみ。先帰ってて。ウチ、鈴木君起きたら帰るから。」




「あ…うん」



ふみの答は意外に素直でちょっと、胸が締め付けられた。



「ごめんね」



「いや…じゃ、さようなら」







悪いことしちゃったな…



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