好きを伝えたい…。①巻

これが恋っていうもの

さっきから胸痛い…



病気かな…。(本気)



とおもううち、家に着いてしまった。



玲生南にバイバイ言って、別れた。







まだ胸が痛む。



うわぁ〜ん…マジで病気かも!!



ウチはお母さんに飛んでった。



「あら。顔赤いわね。具合でも悪いの??」



「いや、胸が痛むぅ〜」




そしたらお母さんはクスクス笑う。



「じゃあ、熱でも計ってみたら??」



ウチは熱を計る。


36℃。熱はない。



「お母さん〜ウチ、熱は無くて胸だけ痛む、病気かも〜(泣)」



「そうね、病気ね。」






・・・・・・・・


えっ!!お母さん、いくらなんでも、そんなさらっと…




「恋の病気ね」




「恋の…病気???」



「そう。体が熱くなって、胸が痛む。完璧に恋の病気のね」



ウチはお母さんの話を無視し、部屋に入った。


ウチの恋の相手って誰??



クラスの男子を思い出す。


佐々木、上条、佐藤、




…玲生南



カァァァァァ/////



胸が痛い。



もしかしてウチの恋の相手は玲生南?!






ウチは、あっという間に、玲生南に恋をしてたんだ。






<①巻終わり>
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