好きを伝えたい…。①巻
ウチの席は窓側で、ラッキーだった。


はゆきもウチの前の席だ。




あの男の子は…まぁいいか!!



ウチの好きな場所になったし。




と思っていた。その時までは。




なんと、後ろの一人席が、その男の子の席だった。


わぁ〜やったぁ!!ウチ運つよい!!


早速話し掛けてみようかな。




「あの…「亜弥ぁ!!」



またかぁ…困るなぁ↓↓
話したいのに…



「はいはい、なんなの??」


「佐々木と隣になっちゃったぁ〜」


佐々木というのは、はゆきにぞっこんのスケべ。


「はゆきに触んないで。はゆきと話さないで。何を忘れても、はゆきに借りないで。以上。
行くよはゆき。」





そして教室をでていった。ひよも連れて。





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