お前だけ
「…ごめん…なさい…」
ごめんなさいって…ことは…
愛…
「なあ…愛は…もうあいつのことしか頭にねーのか…?」
…
だまんなよ…
なんか言えよ…
「最低な女」
なんでそんなこと言ってしまったのか…
今だにわからない
俺は頭がおかしくなったのか…
俺だって浮気したのに…
最低なのは
俺だった。
いつものように部屋でごろごろしたり
愛を確かめ会ったりするのももうなくなった
「じゃあな…」
俺たちは別れた。