お前だけ

「愛…いっしょに帰ろうぜ」

「えっあ…うん」

愛…好きなやつって俺なのか?

なんてゆえねー。

「龍斗くん…は…好きな子とかいないの?」

「…いるよ」

愛は嬉しそうな顔をした。

愛のサラサラした綺麗な髪を触りたい…

可愛い小さな手に触れたい…

細い柔らかい体を抱きしめたい…

愛を…

俺のものにしたい…

「愛…」

「ん…??」





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