春夏秋冬~THE FOUR SEASON~ 恋物語【完結】
二人だけの自主練。(秋菜)
◆~秋菜said~◆
『…と、ずと‥!!水戸秋菜!』
先生に呼ばれて我にかえる。
いけない‥また昔のこと思い出してた。
昔のこと思い出すと、
自分の世界に入っちゃうんだよね。
『どうした?具合でも悪いか?』
「いえ、別に」
『今日の練習みたいなことがあると、レギュラーから外すことも考えなきゃな』
そうぶつくさ言いもって帰っていった、バレー部の顧問。
メガネを掛けたちょいエロオヤジって感じの先生なんだよね、はははっ。
横のコートを見ると、一人残って自主練してるやつがいる。
『おいアキ、暇ならこっちこい』