春夏秋冬~THE FOUR SEASON~ 恋物語【完結】
チェックインして部屋に行く。
『こちら1203がお部屋になります』
案内されて入った部屋は、何もかもが高級品だった。家具やらベッドやら、うちには縁がない世界みたい。
「す‥スゴいね」
『ここおれん家の系列だから、タダだし。アキ先にシャワー浴びなよ』
「…うん」
"シャワーを浴びる"ということはそういう行為をしようということ。
自分から誘ったとは言え‥緊張してきた。
フユにとっては‥やっぱりなんでもないことなのか、なっ。