春夏秋冬~THE FOUR SEASON~ 恋物語【完結】
『おれは‥無理矢理そんなことしたくねえから』
その言葉を聞いて、うちの我慢は限界を通り越した。
「じゃあ…なんでハルとしたのさっ!」
『は?』
「ハルが言ったから‥?」
わかってるんだ。
ほんとはフユがどういう人か、って。
わかってるけど‥口が勝手に動く。
『だからそれは………!?』
気がつくと、うちはフユを壁に押し付けて自分から唇を重ねていた。