ビター恋愛~愛の結晶~㊦



「・・・・うん・・・。」



うなずくだけの私にレンは悲しそうな瞳で



「・・・ごめんな。俺・・・・お前のこと・・支えてやれねぇ・・・」



「・・・大丈夫。私そんな弱くないよ」



「・・・」




手を離してそっぽをむくレンの背中に‘ごめん’って書いてある気がした。



距離が置かれたみたいで辛い以外の言葉がでない。



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