加納欄の反省会
園田慎吾の反省会
いつものスーツ姿で、園田君が、現れた。

「研修も後少しですね」

紫龍が、話しかけた。

「そうですね。残っていたい気持ちが強いですけどね」

「南署、楽しいですか(^0^)?」

「アハハ(^0^)確かに、個性豊かな人そろってますよね。でも、加納さんと、もっと仕事したいんですよね」

「欄と?」

「えぇ。あきないですよ。彼女といると、大胆なことを平気でやりますからね。彼女に興味もありますよ」


う〜ん(-.-)


知らないんだよなぁ。


「欄にだって、選ぶ権利はあるんだからね?」

「もちろん。紫龍さん、もっと、加納さんとのやりとり増やしてくださいよ、そしたら、加納さんも、少しは、俺の気持ちに気付くでしょ?」


気づかないと思うよ(-.-;)


違う所に目がいってる女は、アプローチしてきてる男さえ目に入んないからね。


「園田君、いちお反省会だからさ、何か反省するコトある?」

紫龍は、話題をそらした。

「あぁ、そうでしたね。反省会でしたね。そうですね、反省すべきトコは、なんでもソツなくこなしてしまうので、柔軟な心がほしいですね」

「…………」

「ダメ、ですか?」

「いえ、初めて、ちゃんとしたコメントを聞いた気がしたので、驚いただけです」


園田君、やっぱりキャリア組なのね(__)


「そろそろ、仕事に戻ります。今日は、本庁に顔出す日なんですよ」

そう言うと、園田君は、帰って行った。


う〜ん(-_-;)


園田君、ビミョーに掴めない。


ま、軽く考えておくか。


紫龍も、次の作品の段取りを考えるべく、空間を後にした。



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