ハツコイ

「…別に、怒ってない」

いつの間にか昂は寝転んでいた

昂の金髪が風でフワフワとなびく

「…もう…無理には聞かないよ
言ってくれるまで待つ!!

…文化祭、昂のクラスは何するの??」

私も昂の隣に寝転び、あえて、話題を変えた

「たこ焼き屋」

「へぇ~いいな~
すっごく普通じゃん!!
私の所なんてメイド喫茶だよ!!
すごいイヤなんだよね…」

「行く」

「えっ!?
どこにいくの??」

たまに言葉が短くてわからないときがある

まぁ…殆どなんだけど…

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