ハツコイ
焼きそば屋を買うため並ぶ
ここの焼きそば屋は美味しいらしく、結構、人が並んでいた
幸樹と昂と一緒にいるせいかさっきから視線が痛い…
「お待たせしましたー
いらっしゃいませー
何個にしましょうか」
定員さんが幸樹に聞く
「んー…昂と瑠美食べる??」
「あ、私、食べる!!」
「いらない」
「あー…じゃあ二つで」
「四百円になります」
私は財布から二百円を出す
「あ、今日は俺の奢りだかんだ」
出した二百円が手元に戻ってくる