ハツコイ

「えっ!?でも!!」

「いいから」

「お待たせしましたー
ちょうどいただきまーす
ありがとうございましたー」

二つの焼きそばが渡される

「昂??どうしたの??」

さっきから昂はある一定を睨んだまま…

「…………」

でも返事がない

昂の視線を辿っていくと、そこにいたのは――……忠義

二人して睨みあっている…??

「…昂…??」

昂のワイシャツの袖を引っ張る

「――えっ!?、あ、ごめん
何??」

「…買い終わったから行こ??」

聞いても行ってくれなさそうだから…今のは見なかったことにしよう…

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