ハツコイ

「うん、そうだね…」

私がうんうんと頷いていると海斗が手招きしてきた

ん??

私は耳を近づける

「てかさお前、今日、授業中ヨダレだして寝てたぞ!!」

ゴニョゴニョと海斗は耳元で言った

「嘘っ!!」

思わず大声を出してしまい違う学年の人達に睨まれる

「す、すいません…」

うわぁ…恥ずかしい///

顔がだんだん火照るのがわかる…

「なんで言ってくれなかったのよ!!」

「いや~言わない方が言いかなって思ってよ~」

ソファーの後ろに持たれながら海斗は言った

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