ハツコイ
誤解
†thirteen
「ガラガラ」
古びた図書室のドアを開けると目の前には――……忠義がいた…
「…わりぃな」
指輪の時から話していないので、懐かしく感じた
「…ううん…全然
…どうしたの??
…呼び出したりして…」
忠義を見つめる
あ、ピアス開けたんだね
似合ってるよ
「…あのさ…」
「うん??」
「…もう一度…付き合って欲しい…」
“付き合って欲しい??”
「…えっ!?」
頭をフル回転させる
「…瑠美が…好きです
…付き合って下さい…」
…嘘…ホントに…??