ハツコイ

「じゃあ…私、教室に鞄取りに行ってくるね///」

「わかった、下駄箱ん所で待ってる」

「うん」

赤くなった頬を隠しながら私はいそいそと図書室を出、小走りで教室に向かった


教室は宴会みたいになっていてみんなが騒いでいた

「あら、長いトイレだったわね」

缶ジュース片手に美麗が私を見つけ聞いてきた

「あはは…ごめん、急いでて
詳しいことは今日電話するから
ごめんね」

「わかった、待ってるわ」

「ホントにごめんね!!
バイバイ!!」

鞄を肩にかけ、美麗に別れを告げて私は教室を出た

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