ハツコイ
「………」
あれ??
今、海斗、一瞬悲しい顔した??
勘違い??
「…てか授業中寝てたのにまだ眠てぇのか??
どんだけ寝たら気が済むんだよ」
海斗はケタケタと笑った
忠義は私達の座っている斜め右側に座っていた
忠義の隣の女子は異常に忠義にくっついている
まるで、見せつけているように…
忠義は忠義で、何も言わない…
私は2人から目が放せない…
隣の女子が憎い――……
…お願い…早く終わって…
こんな気持ちになりたくない…