ハツコイ

そんなことを思いながら、忠義の家のチャイムを鳴らす

「鳴らさなくても良いのに」

ガチャリとドアを開け忠義が制服のまま顔を出した

まぁ私も制服だけど

「なんか久しぶりだから悪いかなって」

「ふぅ~ん…まぁ、次からはフツーに入ってくれていいから」

「わかった
お邪魔しま~す」

二年ぶりに忠義の家に入る

昔と全然変わってないな…
なんか安心した…
変わってたらなんか嫌だな…
なんでかわかんないけど…

キッチンも全くと言っていいほど変わってなく、スムーズに夕飯を作れた

< 231 / 484 >

この作品をシェア

pagetop