ハツコイ
そんなことを思いながら、忠義の家のチャイムを鳴らす
「鳴らさなくても良いのに」
ガチャリとドアを開け忠義が制服のまま顔を出した
まぁ私も制服だけど
「なんか久しぶりだから悪いかなって」
「ふぅ~ん…まぁ、次からはフツーに入ってくれていいから」
「わかった
お邪魔しま~す」
二年ぶりに忠義の家に入る
昔と全然変わってないな…
なんか安心した…
変わってたらなんか嫌だな…
なんでかわかんないけど…
キッチンも全くと言っていいほど変わってなく、スムーズに夕飯を作れた