ハツコイ

「あ、洗うから持ってきて」

「ん」

お皿を水に付けて洗い出す

そんな私をさっきから忠義は後ろでガン見…

「…な、何??」

「別に…」

なんとなく…声が低いような…

それでも忠義はガン見してくる

「…だから、何??」

「お前さ…」

さっきよりも低い声で聞いてくるものだから体が跳ねる…

「…ここ…誰にやられた??」

「はっ!?」

どこの事??

やられた??誰に??

「ここ」と言い忠義は私の二の腕を指差した

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