ハツコイ

「あぁ~…」

試合開始して、十秒もたたない間にボールに当たった私…

ダサッ…

はぁ…と溜め息をつき外野から外れたところにある木陰に座りサボっていると向日葵と美麗も当たっていないのにサボりに来た

「あら、サボりなんてダメな子ね」

「よく言うわ!!
自分もサボってるやん!!
あはは!!」

お腹を抱えて笑い出す向日葵を見ていると私も笑えてきた

「だって瑠美いないとつまんないんだもの」

「うちも~
てか、よぅ十秒もしいひん内に当たったな~
ある意味すごいわ」

そう言って向日葵は苦笑する

私も自分で自分に驚きだよ…

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